ホワイトスペースをゆったりと取り、シンプルに整理されているデザインというのは、それだけで優雅な印象を与える。
「大切なものの周りには必ずスペースがある」
これは世界に通じる視覚の効果。ただし、ただ空いてしまっている空間は力がない「アキ」になってしまう。
結局、イメージの緊張感や均衡(バランス)というのは、形と形の関係から生まれ、形と形のつながりが力を生む。つまり、ホワイトスペースは目に見えないプレッシャーをかけている状態ということ。目には見えないけれども「雰囲気」で感じるもの。
(書籍『売れるデザインのしくみ(著者:ウジトモコ)』参考)