外出中に街中や電車の中、カフェ店内などで何かを必死に勉強したり、仕事に精をだしている人たちをみると、何かしら良い刺激を受けることがよくあります。学生、社会人を問わず感じることだが、高齢者の方の姿のほうがより刺激的。

先日、京都から東京へ向かう終電間際の新幹線の車中でのことですが、僕の隣の席に作業服を着た60〜70歳ぐらいの男性が座っていました。おそらくその日の仕事を終え、出張先からの帰路中。私が座った時から何か仕事の資料らしきものをずっと真剣に確認していました。それだけなら、昼間に何かしらの理由で出来なかった仕事のキャッチアップなどの理由も考えられるけど、その資料を読み終えると、今度は読書をはじめた。(内容まではわからないが、漫画ではなかったのは確か)

「何かストイックなおっちゃんやな〜」と感じた。

時間的にも車内の乗客は、出張先から帰路に就くビジネスマンが大半で、何か“リラックスモード”の空気が漂っていて、乗車前の「車内では読書をする」という僕の決意も、睡眠の誘惑に流されかけていました。。。

しかし「こんなおっちゃんが頑張っているのに、俺は・・・」と、刺激を受けた僕は、眠気も飛び、とても高いモチベーションで集中して読書することができました。