遥かな昔、茶色と緑の自然に囲まれ暮らしていた本能がそうさせるためか、人は茶色や緑などの大地や樹木を見ると安心感を覚え、癒やしの効果を実感できる。
そして、健康を象徴するイメージカラーとして最適である。多くの固形の栄養補助食品で茶色系統が使用されているのは、口に入れても平気な色であると本能に訴えるため。
茶色と緑には明度、彩度ともに中間色が多い。明るくもなく暗くもないし、鮮やかでもなく淡くもないのでどこで使っても嫌な感じのしない、調和と癒やしの色である。
その一方で、調和のとれる効果がある代わりに何かを強く主張するのには向いていない。嫌われない代わりに、特別好んで選ばれることも少ないので、使用する際は、その特徴も考慮するべき。